今日は玄関扉の取り替え工事を手順と共に紹介します。

　引き違いの玄関扉を親子扉に替える工事なのですが、まず

扉をどれにするかカタログを見て決めるのですが、建具のカ

タログは数が多すぎて決めるのにも時間がかかります。

さあ取り替える玄関サッシが決まりました。

ここから工事の手順を紹介します。

最初の手順で言いますと、決定後サッシの発注→メーカーでの

製作～現場に入荷するまでに約２週間程度の日数がかかります。

サッシ入荷後、一番目の工事には解体屋さんと大工さんの手が

必要です。入荷と同時に既設玄関サッシの撤去及び周囲の壁の

解体を行い、新しいサッシを取り付ける下地を造り、新しい玄

関サッシを取付けます。

2番目の工事には同じく大工さんの手が必要となります。

内部の壁及び外壁(外装板のとき)の仕上げ材を貼り付けます。

ここまではまだ下地の工事です。３番目には内装屋さんと塗

装屋さんが必要となり内部クロス貼りと外壁の塗装を行います。

４番目には左官屋さんの手が必要となります。玄関内外の床及

び巾木をタイル又はモルタルで仕上げます。最後に清掃を行い

完了引き渡しとなります。それなりに建物を造る工程には多く

の工種と人手がかかるのです。サッシにガラスが必要な時は、

ガラス屋さんの手も必要となります。

何事にも機械でできる仕事は機械で行いますが、こういった改

修と修繕の工事には人手がかかるのを知って欲しいと思う次第

です。俗に言う「建設は死闘、破壊は一瞬」なのです。

工務-溝上でした。

紹介です。着工前

完成です